単品でオーディオを組むときに悩むのが、映画のために音響を楽しむためにAVアンプを中心にして5．1ｃｈ以上のサラウンド環境を整えるか、音楽のために、プリメインアンプを中心に2ｃｈの音が最適になるように環境を整えるかだと思います。

同じ、価格のアンプなら、2ｃｈの音はAVアンプよりも、プリメインアンプの音の方がはるかに良いことは知られています。私の利用傾向は、オーディオの使用目的の8割以上は音楽を聴くことです。なので、プリメインアンプでオーディオシステムを組みたいと言う思いもありますが、たまにみる映画を映画館並みにとはいかないまでも、それに似通ったサラウンドの音で聴きたいという思いもありました。
そんなわけで、AVアンプを買えば、2ｃｈの音も聴けないわけではないので、今まではAVアンプで音楽も聴いていました。

ところが、あるとき、AVアンプとプリメインアンプを両方使うことができることに気がつきました。AVアンプの2ｃｈ出力をプリメインアンプに任せてしまうことができるのです。
早速、プリメインアップを購入して音を聴いてみたところ、2ｃｈの音はもちろんですが、サラウンドの音も大きく改善するのです。

それに気がついて以来、ちょっと費用はかさんでしまいますが、新しくアンプを購入するときは、AVアンプとプリメインアンプの両方を購入するようになりました。最近はハイレゾ対応の2ｃｈアンプと組み合わせて楽しんでいます。